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Author:羽音さくら
羽音さくら(はおとさくら)です。
BL小説に目覚め、毎日のように妄想垂れ流しの♀。

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2008/04/21 (Mon) 21:13
猫を拾ったその日から…5


母さんの方に顔を向けると、いつも笑っている母親が今日だけは厳しい顔をして俺を見据えていた。

「・・・・ね。我慢して頂戴。」

「・・・・・わかった。」
俺はそれだけ言うと、優夜という青年を連れて、自分の部屋に向かった。

「ここが俺たちの部屋。荷物はそこ。それから〜・・・」


言葉はそれ以上出ることは無かった。


なぜなら、青年が俺をベットに押し倒していたからで・・・・


「はっ?」
優夜は俺に覆いかぶさるように、ベットに手とひざを立てて、四つんばいのじょうたいになっている。


「淳子先生に昨日のこと喋ろうとしただろ?」
今まで無表情で無愛想だった彼が、いきなり淡々と喋りかけた。


「な・・・お前…やっぱり昨日のっっ・・・」
優夜はフっと笑うと、俺にキスをした。


「!?」


驚きのあまり頭が真っ白になる。

  何が起きてんだ?
  どうしてコイツは俺にキスしてんだ?

押しのけようと、優夜の胸を押すが、その両手を軽々と優夜は片手で拘束した。

「なっ!!!!!」

口をあけた瞬間、優夜の舌が入り込んで怜の舌と絡ませるように動く。

「ふぁっ?!」
初めての感覚にどうすればいいのかを忘れ、されるがままになっていた。

「??もしかして、キス初めて?」

クスッと馬鹿にしたように笑う。

「はっっ!?」

怜は17歳で、キスはやはり何回か経験済みだったが、それは軽く触れるだけで、舌を絡ませるという行為は経験が無かった。ましてや、男とのキスは今まで、やったことがなく、それ以前に男同士のキスは考えても見なかったことで、動揺を隠せずにいた。

「…女とならキスしたことあるけど・・・」





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