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Author:羽音さくら
羽音さくら(はおとさくら)です。
BL小説に目覚め、毎日のように妄想垂れ流しの♀。

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2008/04/20 (Sun) 16:27
神々の憂鬱…1




俺は・・・・

生きているのか・・・死んでいるのか・・・

自分でも解らない。

死んでいる類には入るのだろう。

この天国では・・・

俺はここでは、聖官と呼ばれるものらしい。

俺は、人間だったものなのか・・・それとももともとこうだったのか?

解らない。

俺は、前聖官の父と天使だったの母から生まれた。
まぁ、生まれたという言葉があっているかわからないが。

聖官は、この国の審判をするものであり、神に仕えるものでもある。

ずっと、神に就いてきた。

小さい頃から。

俺が生まれた日同じくして、神にも子が生まれた。

そのときから俺はその者に使うものとして、今まで訓練を重ねてきた。
顔も知らない、ましてやあったことも無い、新しい神に仕える者として。

そしておれが、二十歳の誕生日の今日。
新しい聖官として、この後会うことになっている。


「どんなヤツなんだろう??」

少しわくわくする。

「尚。入りなさい、新しい神がお待ちだ。」

同じ宮殿に住んでいるのに、顔を知らないのはある意味ですごい。

まぁ、会うことは禁じられているのだけれど・・・

「ああ。わかってる、つか何そわそわしてんの?親父・・・」

「お前みたいな柄の悪いやつがちゃんと聖官としてやっていけるか心配なんだ。」

どうしてこういう性格になったんだ。こんな風に俺は育てた覚えは無いぞ。
と、うそ鳴きまでしてみせる父親がうざったい。

お前に似たんだよ。
そういってやりたいくらいだ。





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