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Author:羽音さくら
羽音さくら(はおとさくら)です。
BL小説に目覚め、毎日のように妄想垂れ流しの♀。

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2008/05/10 (Sat) 19:33
猫を拾ったその日から…14

「お前・・・・覚えてない・・・?」
うそだろっ、と、眼を見開く。

「??俺が何かしたの?」

 何かしたって・・・・やっぱ覚えてないのかよっ!!

「お前がっっ」
そういって、口を紡ぐ。

「?」
「・・・やっぱなんでもない。」
「なんだ?それ。」
「俺の勘違い。あ、飯できてっから食えよ。」
「ん?ああ。」

コイツに、寝ぼけたお前が違う人と間違えて俺にキスしてきた。といっても、覚えてないのだから、はい、そうですか。と信じるはずが無いのだ。

怜は、心の中で、あれは事故だったのだ。と自分に言い聞かせ、スパゲッティーを食べている優夜をじっと眺めた。


しかし、どう自分に言い聞かせても、1つだけ、優夜が寝言で呟いて、俺を間違えた『浪岡』という人のことだけはどうやっても、頭から消えてくれないのだ。

消えるどころか、その人はどんな人なのか、優夜とはどんな関係なのか、と、疑問が渦のように頭の中に押し寄せていた。

優夜はいきなり、フォークをテーブルに置くと、俺の方をじっと見た。

「??何?」
「・・・お前さ、昼のときにいたヤツとどういう関係?」
「え・・・?」

 どういうことだ?昼って、学校でのことを言ってるんだよな・・・
てことは、昼のヤツって、健二のことになるが、どうして昼に俺と健二が一緒にいたの知ってんだ?


「なんで知ってんだ??」
「あれだけイチャついてたら、目に入る。」
「なっ!イチャついてたわけじゃないっ」

バンっ!と勢い良くテーブルを叩く。

「じゃあ、何してたわけ?」
ムスッとした表情で、こっちを睨みつけ、面白くなさそうに目を細めた。

「・・優夜には関係ないだろ・・・・?」
「・・・。分かった。」

はぁ。とため息をつくと、立ち上がり、俺を見下ろした。
俺は座っているため、蛙が蛇に睨まれた様な感じになっている。しかも、歳は俺のほうが上のはずだが、睨まれると、怖いと感じるほどの迫力を持っていた。

優夜は一歩踏み込んだため、上の部屋に行くのかと気を緩めた瞬間、一気に怜を押し倒し、不意打ちを突かれたように、ゴロンと仰向けに倒れこんだ。

「っっなっ!!!」
「言うつもりがないなら力ずくで言わせる。」

倒れている怜を抱え込むと、階段を上り、自分たちの部屋に入ると、優夜のベットの上に怜を放り込んだ。


「うわっ!」

ベットに沈んだ瞬間、フワっと優夜の香りが鼻をかすめる。その香りが媚薬のように、怜を酔わせていた。
優夜がベットに乗り込むと、ベットが軋み、逃げようとした怜を両腕を掴み押さえ込んだ。

「逃げたいなら、あいつと何してたか言ったら?」
「別に・・・話しをしてただけだ。」
「にしては見てて危なそうな感じだったけど?」

実際、怜もあの時、危ないと感じてはいたため、違う!と否定は出来ずにいた。




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またもや危ない展開に・・・ナニされちゃうんでしょうね〜♪
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